気になるを増やすために

検討の方向性

気になるに関しては、いくつかの論点があると思っています。

  1. ラベル
  2. UX
  3. メリット・意味合い

前回、佐藤さんが話されていたという「エンジニア職セミナー出た後に、気になるを押すと企業からのスカウトが届く」といった機能は、3番目の「メリット・意味合い」の話ではないかなと思っています。

1. ラベル

ラベルに関しては、今の「気になる」でも問題ないとは思っています。ただ、前述の「企業からのスカウトと連動する」機能を強くアピールする場合、「気になる」という名称だとスカウトとの連動がイメージしづらいため、その点には工夫が必要そうです。

他の案としては

実際のところ、どのようなラベルであっても大きな差はないのかもしれません。 競合と同じにすることによって「認知コストを下げる」であったり、「スカウトに直結する」ラベルを用意することで、スムーズな利用を促進できる可能性はありますが、気になるでもそれほど問題は無さそうです。

2. UX

「気になる」をより多く取得できるUXの検討です。
個別の求人に対して「気になる」を押すというのを基本として、それ以外の取り組みとしては、新着の案件で希望条件に合致しているものをモーダルで表示して、一括で「気になる」を押すことができる、といった形でしょうか。

FE-気になる - Frame 2.jpg



また、新着のHTMLメールを送って、その中で一括「気になる」ができるようにする、という方法も考えられます。
前述の内容と近いですが、メールから一括で「気になる」を促す形です。

さらには、「求人情報を〇秒以上閲覧している」、「求人情報を上から〇パーセント閲覧したタイミングでモータルを表示する」といった可能性もありそうです。(参考画像のラベルは検討リストになってますが)

FE-気になる - Frame 1.jpg

3.メリット・意味合い

意味的にズレているので、「気になる」をすると 「なんでスカウトが来るの?」 という認知の断絶があります。前述の企業からのスカウトが届くといったメリットは、工夫が必要だと思っています。

UXによって双方向性を理解させる形です。
ボタンの押すハードルをさげつつ、企業からのコンタクトがあるというメリットを理解してもらう形です。

(ラベル検討に重なりますが)よりスカウトを想起するようなラベルに変更する形もあります。
例えば以下のような形ですが、結構大きな変更ですし、逆にハードルが上がりそうです。

まとめ

改めてあらゆる形で、「気になる」を増やす取り組みを行う必要があります。