検索結果ページの検討
概要
コグナビ新卒の検索結果ページの検討です。 いくつかの論点を上げながら、コグナビの検索結果ページの方向性を規定していきたいと考えています。
論点
検索結果ページはいくつかの論点があると思っています。
- 求人表示の文脈
- 表示内容(コンテンツ)
- 検索システム
- その他
1. 求人表示の文脈
少しわかりづらい言葉ではありますが、なぜその求人が検索結果に表示されているのか、という理由になります。
より高い応募効果を出すために求人サイトではいくつかの試みが試されてきました。
例えば、
- 人材紹介をメタファーとして人が紹介するような表示
- 「AIや高度なシステム」による精度が高い検索であると認識させるマッチ度
といったようなものです。
現状サイトであれば「専攻とマッチ度」が高い求人を紹介する、というのがメインです。
生成AIによる検索、という検討も「AIの検索による実質的な精度向上」の意味合いと、「AIが紹介しているという信頼性の醸成」という両方の意味合いがあり、この検討に含まれます。
コグナビ新卒の求人数であれば文脈的な意味合いが強いのかもしれません。
2. 表示内容(コンテンツ)
検索結果に何を表示するのか、という内容です。
検索結果ページの表示内容で、就活するユーザーはこの内容でエントリーや求人の閲覧を決めるためサイトにおいて非常に重要な要素です。
現在のコグナビにおいては「専攻とのマッチング」に価値を置かれていますが、そこに表示されるコンテンツに関してはあまり重要度が置かれていない印象を受けます。しかしながら、ここはとても大事な要素なので検討が必要です。
基本的には以下の二つだと思っています。
- 表示項目
- 精度
表示項目
アプリ版のコグナビ新卒の内容を確認すると、キャッチコピーはありますが、その他のテキスト情報は存在せず、ユーザーが何に魅力を感じるのかという設計が弱いように思われます。(ウェブ版はキャッチコピーが存在しません。)
精度
写真の情報とキャッチコピーに関しても魅力的にみえません。専任の人がいないからだとは思いますが、写真やキャッチの見直しが必要です。
(もしかすると「ネジや部品が理系学生に訴求する」といった意図でしょうか。仮にそうだとすると、その効果についてテストをする必要があります。)
3. 検索システム
検索の仕組みに関してです。具体的には検索の精度をどのように上げていくのか、という話になります。
現状は「検索はあまりさせない」「検索の精度はあまり高くない」という状態なので(せめて検索精度が高ければ…)、「検索をさせるか・させないか」は置いておいても、精度の向上は実現したいです。
4. その他
他にも検討項目はいくつかあると思いますが、検索結果の表示は「事業所軸」なのか「企業軸」なのかといった話です。
前回企業軸でいく、という話になりましたが、その場合はどのような進行で変更していくのかという問題があります。
思う事
「2.表示内容(コンテンツ)」や「企業軸での検索」は比較的明確ですが、検索の仕組みや印象に関しては、意見を伺いたいと思っています。
表示内容(コンテンツ)
-
学生が企業を魅力に感じる内容に変更:追加情報を掲載(仕事内容の一部抜粋やインタビュー、合致している条件等)
-
クリエイティブの向上:画像等の標準的なマニュアルの作成。キャッチコピー等は生成AI等で作成等。
その他
企業軸の表示に移行。ですが実際の移行時に移行内容の検討が必要。
まずは「どのような検索」にしたいのかを決めた上で、それに最適な方法論の検討の順番になります。
求人表示の文脈
「どのような形が理想なのか」の話を伺いたいです。
「コグナビ新卒を利用した学生の検索に対する理想的な印象」と言い換えてもよいと思います。
- 生成AIが自分のことをわかってくれるんだよね
- すごく魅力的なメーカーが沢山のってるよ
- 大学の専攻を活かせる企業がでてくるよ
- 興味をもっているテーマの企業を探すことができるよ
- その他
検索システム
検索精度の向上を目指すのですが、どのような求人を表示させたいのかを決める必要があります。
求人はどんな順番で、どのようなものが優先されて表示されているのか。
- エリアは重要?
- 専攻とのマッチングにこだわる?
- タグ検索は導入する?
- 効果分配は必要か?(応募が少ない企業を上位に?)
- AIによる検索?
- 生成AIによる検索?
- 専用のモデルを作成して検索?
- その他
まずはブレストから、この辺りの議論をしたいと思います。