エンジニアセミナー以降のアクション検討

概要

コグナビ - Frame 1.jpg

前回(20251003_主要な論点の整理)の内容を受けて、「大学や教授に歓迎される内容」と「その後の具体的な就活サービス」の両者のブリッジが必要に思われます。

具体的に言うならば、初期段階の「企業を知る」ことを目的とするアクションと就活開始後の「個別企業への申し込み」の間にある距離・乖離を解決しないといけません。
※ ここでは「通常のエントリー」も「気になる」も個別企業へのアクションということで一緒にしています。

例えば「ある日」を境に、急に「個別企業に気になるをしよう!」という働きかけが行われる形になる可能性もありますが、その連続性をどのように設計するのかが気になりました。

懸念事項

それらを含め、個人的に課題と思っている点は以下の3点です。

1. 個別企業への申し込みをどのように設計するか
前述の内容ですが、上の画像の①の期間と、②の期間で求められるアクションが異なりそうです。

2. 大学の希望と、エントリー確保の両立
もちろん①の期間でも「気になるを押そう!」という呼びかけはあると思いますが、それは大学が求める要件なのでしょうか、そこには矛盾がないのでしょうか。(矛盾がないならば問題ありません。)

3. 気になる、のわかりづらさ
「気になる」を押すと何がおこるのか、単なるブックマークなのか、それとも他の目的があるのかがすぐにはわかりません。

もちろんこれらが特に問題ではない、ということであれば解決策の検討は不要になります。

解決の方向性

以下はブレストのタタキ程度に用意したもので、強くこうしたほうがいい、というものではありません。
上の課題を解決する方として、どんな形があるのか、というアイデア出しです。

学びと個別企業へのエントリーを連結させる
学生が「専攻や実習」を登録すると、条件に合致した企業がでてきます。そこで自分の専攻がどのような企業に求められているかがわかります。

例えば、「強く」その企業に興味をもった場合は「気になる」を押すと、追加情報の閲覧が可能になり、自分との合致率ではなく、その企業が求めるスキルや学びを確認することができます。(この企業で求められる学びを確認しよう!と言った形のもの)

企業において「どのような学びが求められているのか」を明らかにするものです。(佐藤さんも話されていた内容を実現する形になるのではないかと思います)

これであれば、大学に気兼ねせず「気になる」を押させることができるのではないでしょうか。

気になるのラベルの変更
「気になる」というボタン名称は一般的になっていますが、それが「何を意味するか」はサービスによって異なります。コグナビでも一部の学生は何の目的で押すのかがよくわかっていない可能性があります。

例えば、もう少しわかりやすいラベルする形もあります。

  1. 「技術・研究に興味あり」「技術に共感」
    理系専門サイトという特徴を伝える(大学側にも受け入れられるラベルで)
  2. 「話をきいてみたい」「関心を送信」
    企業側へのアクションということを明らかにして、沢山押す方が就活が進むという認識を持たせる
  3. 「オファー待ち」
    これも沢山押すことが、学生側のメリットがあるというイメージですが、大学側の印象は不明
  4. その他
    その他の解決策も多くあるはずです

進め方

上記の内容は全く課題ではないといった可能性もあるので、まずは課題感の擦り合わせをした上で、解決策の検討をしたいと思います。