現在の主要な論点の整理です。
学内セミナー(エンジニアセミナー)では、強い営利的な方針や具体的な就活のアクションは歓迎されず、歓迎されるのは「今の学び(専門)が実社会でどのように活用されているのか」という内容とのお話がありました。
今のコグフェスでは、その点は実現できているのか。
要件自体は満たしているようにも見えます。(本当にそうなのかは少し疑問です)
ただ、もし以下のマッチングの部分だけに着目するのであれば、別の形でも実現できる可能性があるように思います。
就活開始前に「気になる」をどこで押させるべきかについては、「大学の信頼獲得」を達成しつつ「多くの気になるの獲得」も実現する必要があります。
就活解禁日以前に何をしてよく、何をしてはいけないのかという点があります。エントリーは不可である一方で、プレエントリーであれば許容されるのか、「気になる」であれば問題ないのかといった整理が必要です。
解禁日以前に学生に何をさせたいのかという点も重要です。登録を促すべきなのか、「気になる」を押してもらうべきなのか(プレエントリー等の名称は一旦置いておくとして)、すなわち 「企業を指定したエントリー行為」 をどの範囲まで行わせたいのかという論点が生まれます。
解禁日以前に学生へ促したいアクションと、教授(大学)に評価されるアクションが一致しているのかという問題もあります。「企業を指定したエントリー行為」と「学びを社会で活かせる環境を知る」という行為の間には、一定の乖離があるように見受けられます。
エンジニアセミナー経由での登録は行われるものの、その後に「解禁日前後のサイト利用」へスムーズに移行させるには課題があります。
解禁日前に 「企業を指定したエントリー行為」 をさせておけば、これらの課題は解決するのでしょうか。この段階で多くの内容が解消されそうにも思えます。
ただし、前述のエンジニアセミナーで掲げている「学びを社会で活かせる」という視点から考えると、学生に「企業を指定したエントリー行為」を促すことが適切なのかどうかも検討が必要です。特に問題はないのかという点が論点になります。
コグナビ新卒自体が新卒サイトとしては概念的に整理されていないことが多く、改善が必要です。
(現在検討中の内容はここに含まれます。)